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トップページ投資分析室 > タイ・ゴム生産地視察報告 >タイ・ゴム生産地写真館-1

タイ・ゴム生産地写真館-1(2006年)


2006/10/29-11/3にかけてタイのゴム生産地を視察した際に撮影した写真です。
紙幅の関係で「タイ・ゴム生産地視察報告」に掲載する事ができなかった写真を中心に、
簡単な解説コメント付きで紹介します。
文章では分りづらいゴム生産地の雰囲気を感じとってもらえるでしょうか。

今回は、スラタニ中央ゴム市場とスモールホルダー、ゴム農園、USS加工工場を取り上げます。
RSS工場とTSR工場については「タイ・ゴム生産地写真館-2」をご覧下さい。


スラタニへ スラタニの夕立

タイのゴム生産の約90%を占めるタイ南部に向かいます。バンコクから海路で進むと、海岸に椰子の森が見えます。10月末ですが、半袖でもだるくなる様な気候です。


雨季の午後は、何度か夕立に見舞われます。時間にすると短いものですが、驚く程の雨量です。


スラタニ Surat thani Central Rubber Market

いよいよスラタニに到着しました。中国の水墨画に見られる様な山々が点在しています。


Surat thani Central Rubber Market(SCRM)の事務所入り口です。垂れ幕には、「スラタニ中央ゴム市場 歓迎 東工取振興協会」と書かれています。予想していたよりも、かなり小規模な建物でした。


SCRM事務所 SCRM倉庫内の価格ボード

取引所職員からSCRMの役割、今後の方針、ゴム需給などについての説明を受けました。職員は皆、黄色いポロシャツを着ていますが、黄色は国王の誕生日を意味する色です。月曜日に黄色いシャツを着る運動が行われているそうです。


事務所脇の倉庫にある価格ボードです。ここに成立した価格を書き込んでいきます。事務所内では電子表示が行われていましたが、現場ではこうした手書きです。


USSの加工-1 USSの加工-2

採取したゴム原樹に蟻酸を加えて、凝固させます。採取してから時間が経つと、表面に凹凸ができて、品質が低下します。


木の板で表面をならし、整形します。全部、手作業で行います。


USS加工用のローラー-1 USS加工用のローラー-2

USSが凝固したら、加工用のローラーを潜らせて、形を整えます。薄さを均一にすると同時に、表面に波状の模様をつけて、USS同士がくっつくのを防止します。


ローラーは3種類あり、合計で4回潜らせます。これは2番目のローラーで2回使用します。


USS加工用のローラー-3 USSの乾燥-1

3番目のローラーです。


USSは整形後に木の棒に吊るして乾燥させます。1枚が約1kgです。


USSの乾燥-2 乾燥を終えたUSS

USSは加工直後は純白ですが(左)、時間が経過すると茶色に変色します(右)。


乾燥後のUSSです。触るとかなり固くなっています。


USSの倉庫 スモールホルダー作業場

乾燥を終えたUSSはこの様な形で倉庫に保管されます。後は出荷を待つのみです。


今回訪問したスモールホルダーの作業場です。


ゴム農園-1 ゴム農園-2

ゴム農園では、ゴム樹木が直線的に並んでいます。収穫や樹木の成長の為、最適な間隔があるそうです。


少し引いた地点から撮影したゴム農園です。下草は余り手入れされていません。


タッピング ゴム樹液

特殊な器具で、ゴムの樹木に傷を付けます。それ程、力を入れる必要はありません。


傷を付けた所から、樹液が流れだします。カップでその樹液を受け取りますが、これが凝固したのがカップランプと呼ばれるものです。



USS加工工場 USSの洗浄

ゴム農園の近くにあるUSSの小規模工場です。


USSを洗浄して、ゴミなどの不純物を取り除きます。


USSのローラーがけ RSSの乾燥

ローラーに通して整形します。この工場では、機械化されています。


乾燥させる為の棚です。この後に、燻製してUSSの完成です。



撮影・コメント:大起産業(株) 調査研究室 小菅 努
期間:29th October - 3rd Nobember 2006
タイ・ゴム生産地写真館-2へ
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